大正から昭和

去年(2014年)は自分の中で大正から昭和が自分の中のマイブーム となっていたので、
これについて書きたい。ようは下記の3つのドラマ、小説にはまっていた。

ごちそうさん(NHKの朝ドラ)

以下amazonのDVD内容紹介を引用。

”どんな困難にぶち当たっても絶望の淵に立たされてもごはんを食べていれば何とかなる!
大正モダン華やかなりし東京。
食いしん坊の東京娘・卯野め以子が、へんくつな大阪男・西門悠太郎に恋をし、「食い倒れの街」大阪に嫁ぐことに・・・。
食べることへの情熱は誰にも負けないめ以子が、様々な困難に逢いながらも、悠太郎への愛を貫き、たくましい「大阪の母」として、激動の大正・昭和を力強く生き抜いていく。”

毎週、1つの主役料理が出てきてそれがまたおいしそうである。

②金子光晴 放浪3部作 「どくろ杯」 、「ねむれ巴里」、「西ひがし」
 (a)放浪3部作の一説と写真

 (b)放浪3部作の簡潔な説明


関東大震災後の極貧生活から始まり、
新しい彼氏ができた妻を彼氏から離すために、金も無いのに花のパリで誘惑して、夫婦でいろんな人に金を借りたり世話になったりして上海や日本や東南アジアやヨーロッパやらでお金を借りて旅した7年間の記録。


③小田実 「なんでもみてやろう
 (1958年からアメリカ、ハーバード大に留学して、そのまま世界一周した話)
 海外旅行本としても面白いし、当時のアメリカ、日本の状況を生の声で知れて面白い。


だいたい同じ時代の3つの話をまとめて説明すると、

大正デモクラシー時代に、
①め以子と一家は洋食屋で自由な時代を楽しく過ごし、結婚して大阪に嫁ぎ、嫁いで間もなく、
関東大震災がおき、夫の西門悠太郎が焼け跡を見て丈夫な家を建てようと決意したり、
②金子光晴が詩集『こがね蟲』を発表するも雑誌出版社も焼け、希望をなくして、ダラダラと過ごして女学生(森三千代)と結婚して子供も作るもあまりお金もなく、極貧生活を送り、妻に彼氏ができたので、妻を彼氏から離すためにパリに向かって旅に出にでる。

第二次世界大戦が始まり、
①め以子は、”国民精神総動員”政策で”贅沢は敵だ”と世論がなっている時に
贅沢のどこが悪いとステーキを近所で振舞って反抗したり、
②金子は色んな方々にお金を借り(もらい)、金のため男娼以外の仕事は全てするような旅をして、
 なんとか7年にわたる長旅を終え、日本に帰る。

第二次世界大戦が終わり、
①大阪都心部の焼け跡の闇市やら道端でめ以子がごはんを振る舞ったり、
③大阪大空襲の焼け跡から生き残った小田実が、アメリカを見てやろうと、留学生として、ハーバード大へ行き、Zenブディストとトランジスタ・ラジオで人気者になったり、黒人白人の差別で、黄色人種は黒人扱いされないことにほっとしている自分に嫌悪感を抱いたり、、
などなどして過ごして飛行機チケットの途中下車でヨーロッパ、中東、インドと世界一周をしたり、、
  
この色々あった時代に、何が起きようとも一生懸命家族や近所の人にごはん作って生きたり、金も無いのに妻をパリに連れて行ったり、なんでも見たいといって戦争終わってすぐにアメリカに行ったりと色々な生き方をした人がいたんだなと思った。(ごちそうさんはフィクションだが、たぶん似た人がいただろう。)

フィクションとノンフィクションが混じっているがこんな世界観にどっぷりとはまった2014年であった。2015年も良い本に出会いたいものだ。

あと、余談だがごちそうさんで出てきた料理がクックパッドで出ているのでこれも見逃せない。
スコッチエッグにハモニカに、、懐かしい料理が満載だ。

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